オーバンドの想い

気づけば100年 いつでもそばに

1917年に誕生した、
透き通ったアメ色の輪ゴム。
それは「オーバンド」の名前で
広がりました。

家の台所や、教室の片隅、
職場の作業台、そして食品売り場。
気がつけば、いつもそこにオーバンドが。

いろんなものに何気なく巻かれた
オーバンド。
そのひと手間には、
「気持ちよく使い続けられるように」
「バラバラにならずに持ち運べるように」
といった、思いやりの温かい心が
込められています。

手から手へつないできた輪。
これまでも、これからも。
いつでもそばに、オーバンドがあります。

使うひとの想いに寄り添い、いつまでも。 100年以上つないできた、
オーバンドのこだわり。

使うひとの手に優しいやわらかさ。

ひとによっては一日に何千本もあつかうことがあるからこそ、オーバンドは小さな力でも簡単に留められるやわらかさを目指しました。そのために開発当初からゴムの配合を研究し続け、現在のオーバンドのやわらかさを実現しました。

また、使用感がいつも同じになるよう、ほんのわずかな不純物の混入や小さな変形も見逃さないなど、JIS基準よりも厳しい独自の基準で高品質なオーバンドを作っています。

ニオイの少なさ、清潔感にこだわり、
食品にも安心して使えるものを。

食べ物にも使われるオーバンドだからこそ、「美味しく食べてほしい」という気持ちに寄り添っています。ゴムっぽいニオイがついたり、色が悪かったりすると美味しさに影響してしまいます。

食料品にも安心して使えるよう、オーバンドはすべてにこだわっており、原料の生ゴムは選りすぐりのものを使用。指定した農園で午前中に集めた樹液を、不純物が混ざらないようその日のうちに生ゴムに加工しています。

手間を惜しまず、徹底した品質管理によって生産しているオーバンドは、ゴム特有のニオイや不純物の混入が非常に少ない輪ゴムです。もちろん、食品衛生法にも適合しています。

輪ゴムと言えばコレ!
デザインはそのまま、パッケージは進化。

パッケージは、使いやすさや安全性を考えて進化させてきました。
紙袋で包装していたころには昔ながらのホチキス留めをしていましたが、ケガの可能性を考慮して糊付けに変更。また、中身の輪ゴムが分かりやすいよう袋を透明にしたり、長く使えて取り出しやすいよう缶の容器を作ったりしました。

それでも、発売当初から目を引き、輪ゴムの定番として親しまれてきた茶色と黄色のデザインは大切にしてきました。性能を進化させながらもメインデザインは一度も変えることなく、みなさまからずっと愛され続けています。